2008年9月4日木曜日

[書評]四十七人目の男 - スティーヴン・ハンター

ひさびさに上下巻にわたる長編小説を一作読みきりました。




題名からピンと来る人はちゃんと歴史を勉強してきた人でしょう。(常識?)
歴史とかに疎いわたくしはまったく気付かなかったのですが、忠臣蔵物です。
厳密には忠臣蔵をからめた作品で、ほとんど関係ありませんが・・・。
この小説はスワガーシリーズといわれていて、主人公のボブ・リー・スワガーが登場する一連の作品の最新作だそうです。
そんなことは全然しらず、ある書評で外国人から見た日本のポルノの表現がおもしろそうだったので興味を持ったのだけど
(waiwai問題とかあったからね、べ、別にエロ目的じゃないんだぜ!!!111)
内容にポルノ関係の表現が出てくるのは書評で引用されていた部分のみという感じでしたw
今思えばこの書評はとてもいい釣りでまんまと釣られたんだな・・・となんだかもやもや。
しかし、この書評のおかげでスワガースリーズに出会えたので他の作品も時間があったら読んでみようかな。
この作品は他の人のレビューを見たりしてもいまいちぱっとしてません。
著者がなんかの弾みで日本の映画にハマって無理やり舞台を日本にしちゃった感が否めないので。
でも、ちゃんと伏線を回収して綺麗にラストを迎えてるっちゃ迎えてるので歴史にちょっと詳しくて(あまりに詳しいとボロが目に付く)
外国人から見た日本に興味がある方は一読してみたはいかがでしょう?

参考リンク
キル・ビルを超えたキテレツニッポン「四十七人目の男」 - 深町秋生の新人日記

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