著作権の切れる年数は国ごとに違うため出版社からクレームが付いてたのことですが、IPアドレスを使って国ごとにアクセス規制をするなど対策をして復活できたみたいです。
閉鎖と再開
2007年10月19日に、ウニフェルザル出版社(Universal Edition)から法的な脅威を受けたとして、閉鎖を発表した。IMSLPのサーバが置かれているカナダでは、著作権の保護期間が50年であるが、出版社が拠点を置く欧州では、ほとんど70年であるため、欧州で保護期間の切れていないものに関して、抗議を受けたものと考えられる。実際、出版社からの抗議文には、保護期間に関連した記述や、地域別のIPフィルタリングを要求する記述が見られる。東部標準時で2008年7月1日午前零時(日本時間7月1日午後2時)、IMSLPは再びオンラインとなった[1]。
International Music Score Library Project - Wikipedia から引用
確かにある程度の著作者の権利を守り創作物を守って行かなければ、著作する事自体に意味が無くなってしまうので必要な事だとは思いますが、期限が切れた著作物はこうしたプロジェクトによって世界中の誰もが閲覧できるようにして、人類の英知を人類全体の利益として扱って行く事はとてもいいことだと思います。
個人的には知の共有は人類の次の進化だと思ってます。Googleも本のスキャニングを今必死でやってますしね。
ただ、インターネットの普及率は13%みたい(ちょっと古いけど)なのでインターネットを使える人と使えない人の差が止め処なく広がってしまうのは悩みどころですね。
人類全体の利益にはまだまだ程遠い・・・。
ちなみにIMSLPはInternational Music Score Library Projectの略です。
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