2008年7月10日木曜日

無関心の裏返し

人に対して結構無関心だなと最近よく思う。
家族に対しても同じで今はまったく連絡を取っていない。
先日誕生日に姉からおめでとうメールが来た。
兄弟間でもまったく連絡取り合わないのでちょっとびっくり。
そのメールの中で祖父と祖母が心配していると書かれていた。
姉はばぁちゃんっ子だったので俺に対して配慮が足りないと思ってるんだろう。
正直俺は祖父も祖母も嫌い。
自分の人格形成に多大な悪い影響を与えた人たちだと思ってるから。親も同じ。
それは思い込みなのかもしれないし、自分が努力してこなかった事への言い訳なのかもしれない。
でも、自分が思い込んでる以上はそれは真実なんだと思う。
そんな親や祖父母に自分はどうしていいか分からないから無関心という態度を取っている。
だけど無関心の裏には実は違う思いが潜んでいるのかもっとこれを読んで思った。



子供が「シャベルを欲しい」という。子供が本当にシャベルを欲しい場合と、母親の関心を引くためにわがままを言っている場合と二つある。本当にシャベルを欲しい場合には与えることが望ましいのは勿論である。

 問題は本当にシャベルを欲しくないのに、母親の関心を引くためのわがままを言っている時である。このシャベルを欲しいと言うわがままは自分に関心を持ってくれという要求である。

 親が無関心な上にシャベルが欲しいという要求がいつも拒否されると、どうなるか。親を恨んで問題児となるか、自分で自分にしか関心のないナルシシストになっていく。

 ではシャベルを欲しいと言うわがままが通る場合にはどうなるか。次はバケツを欲しがる。そこで親が放任で次から次へと与える。この場合その子はますますわがままになるだけである。子供が欲しいのはシャベルやバケツではなく、母親の関心だからである。



加藤諦三ホームページ / 人を育てる から引用

この話の場合、子供は自分の関心を持って欲しいがためにわがままを言っている。
ほんとに物が欲しいのか、親の関心が欲しいからなのかを見極めるのはとても難しいと思う。
でも、きっと子供をしっかり見つめていれば分かるはずだ。分からなければ親じゃない。
そして自分の場合無関心になることで関心を持って欲しいというサインを出しているのかなと。

だから、極度に親に関心を持とうとしない子供は実は無関心を装う事によって関心を持って欲しいというサインを
投げかけてるかもしれないのでそれを見逃さないようにしてあげてほしい。

といっても、自分の場合連絡よこされても困るけど・・・。
過去に囚われずすべてを許す事が一番いいみたいだけど、そんなの無理だもん。

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