星雲賞第三回長編賞受賞作品。
古代の神話や巨石信仰、偶像崇拝、宗教建築、吸血鬼伝説などの題材を組み合わせた小説。
物語は巨匠建築家の死から始まり、その死に不審を抱いた登場人物達が闇の勢力によって、ある計画に次々と引き込まれていく・・・。
終始淡々と進み、ようやくクライマックス間近で盛りあがったかと思ったら終わってしまった。
ただ、盛り上がりに欠けるかも知れないが、都市伝説を上手く組み合わせて淡々と進んでいく物語事態は引き込まれるものがあった。
登場人物の関係や設定がしっかりあるのにあまり活かされていない気が。
上記の伝承や都市伝説などに詳しい人にオススメです。
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