2008年6月25日水曜日

[書評]生物と無生物の間 - 福岡 伸一

朝の思考

今日は三日目か・・・。
朝起きてまず思うことは、今日は週の何日目かということだ。
いつからか今日は何日とか何月だ~とか夏だ~とか感じなくなってる。
週休二日の休日に向けて勤務数をカウントダウンをする日々が続く。
毎日同じような日が続いて気が狂いそうになる。
いや・・・、もう狂っているのか。

生物と無生物の間





この本の中で生物とは無秩序のなかで平衡している物だと提言されている。
生物というのは日々生まれ変わるタンパク質の塊が微妙なバランスで平衡を保っているのだ。
その源には原子の振動からなる無均衡のランダムな運動があり、神でさえ予想ができない混沌とした世界がある。
その混沌とした無秩序のなかで平衡を得るために生物は天文学的(生物学的)な数の原子から成っている。
そこには神の手など存在せず微妙なバランスの元に生物として成り立っているのだ。


僕が気が狂いそうな日々を気が狂いそうになる一歩手前の微妙なバランスで生きているのは必然なのかもしれない。

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