2008年6月21日土曜日

欠陥人間

なぁ、おまえに苦手なものってあるか?
なぁ、おまえに劣ってるものってあるか?
なぁ、おまえに欠点ってあるか?


たぶんね、人間って欠陥品だよ。だって完璧な人間なんて居ないもん。
居たらそれは未来から送られてきたアンドロイドかなんかだね。
上の質問に「無い!」って胸張って答えられた奴は
足の裏か尾骶骨の辺りを探してみ、・・・電源スイッチがあるはずだよ。

なんかね、ず~っと俺は劣等感に苛まれている。自分は欠陥品なんだって。
そして、欠陥品なのは最近ハヤリの心の病気せいにしている。
やっかいなのはね、心の病気すら欠陥の一部だよって納得しちゃうところ。
うん、完璧な人間なんていないもん、だから俺は心の一部に欠陥を持ってるんだって。

でね、妙に納得しちゃって楽になっちゃって改善する努力をしないんだよね。
だから成長しないし、欠陥品はいつまでたっても欠陥品のままで
いくつもいくつも欠陥を抱えたままにしちゃうんだ。

今の社会では欠陥品と無欠品との差がとても広まってるらしい。
欠陥品はお金貰えないんだってさ。
無欠品は使えないくらいお金貰えるんだってさ。
そして欠陥品は使い捨てられるか、そもそも使われずに消費されていくんだって。

勝ち組になるためには無欠品にならなきゃいけない。
欠陥の無い人間なんていないなんて言い訳してちゃだめだ。
欠陥の無い人間になるために努力しつづけなきゃいけないんだ。
それすらできないなら、欠陥品に居場所なんて無い。

このまま言い訳して努力しない奴は欠陥品として消費されてくんだろう。
これを読んでる欠陥品、無欠品になるには努力するしかない。
言い訳してる暇があったら、無欠品になるために
今、自分にできることを考えて精一杯それをやるしかない。
そう、やるしかないんだ。

俺?
俺はそんなのはごめんだから抜け道を探し出したのさ。
努力なんてしたくないし、このまま抜け道に進ませてもらうよ。
じゃあな。


あ、スイッチはどこにつければいいと思う?

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