2011年11月27日日曜日

白い竜 著:アン・マキャフリー


前作の最後で歓合した、ジャクソムと白い竜が中心に展開する成長物語。
竜騎士と城砦の太守という立場の間で揺れ、苦悩するジャクソム。
そしてそのパートナーの、他の竜と大きく違い、火蜥蜴と喋り、翔合に興味を持たない白い竜。
糸胞は相変わらず降ってくるが、既に赤い星は遠ざかっており、その脅威も弱まっていた。
それよりも旧時代人との確執が広がり、険悪な関係になっていたなか、ラモスの卵が盗まれる事件がおき
竜同士の争いという一食即発の事態が迫っていた!!

竜三部作の最終巻。
前2作より、竜がよく喋って歌う船シリーズのような共闘感が出ていて良かった。
ただ、相変わらず人物の相関関係がわかりずらい・・・。
最後のほうで、パーンのルーツに迫るが中途半端な感じで終わってしまった。
今後、入植者達と交流することはあるのかな?気になるところである。

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