宇宙船レッドドワーフ号[1] 著:グラント・ネイラー
盗んだ車でタクシー運転手をしていた主人公のリスターは、地球へ帰るため大きな都市ほどもある巨大宇宙船レッドドワーフ号に乗り込む。しかし、地球へ帰るには数年の資源採掘をこなさなければならなかった。
コールドスリープで寝ていれば一瞬で済むことに気づいたリヒターは、コールドスリープに入った。
しかし、彼が寝ている間に放射能汚染事故がおき、彼と彼が助けた猫以外の乗組員は全滅してしまった。
宇宙船のAIであるホリーは寝ていたリヒターを起こさずに、放射性物質の汚染が収まる三百万年という途方も無い時間彼を眠らせたままにした。
ようやく、汚染レベルが下がりリヒターが起きたときには人類は滅亡し、彼は唯一の生き残りとなっていたのだった・・・。
う~ん、おもしろい!
H2G2が好きなら是非読んで欲しい作品。
宇宙船の事故でものすっごく大変なことになっているのに、それを知ってか知らずかどたばたと動き回る登場人物たちが楽しい。