2008年3月18日火曜日

OCL:defでコレクション型属性を定義する方法

OCLで新たに属性を追加するにはdefを使って定義するが、コレクションの属性を定義する場合はコレクションの型と要素の型も指定する。

def : Collection(OCLType //コレクション内部の型) = expression //コレクションを返す式


EclipseのOCLプラグインだとこうなる

OCL ocl = OCL.newInstance(ECoreEnviromnmentFactory.INSTANCE);
OCLHelper helper = ocl.createOCLHelper();
helper.defineAttribute("collection : Collection(Integer) = OrderedSet{1,2,3}"); //OrderedSet型で要素が1,2,3が作られCollection(Integer)型のcollectionという変数が定義される
//helper#define*で定義された属性や操作はこのhelperから作られたQueryでしか有効にならないので注意


属性だけじゃなく操作も定義できるのですっごい複雑なOCLを毎回書くのが面倒な場合でかつ、モデルに直接持たせるほどでもない属性であった場合、エイリアスとして定義して使うことができる。

でも、渡されたオブジェクトがCollection型であるか調べる方法がわからなず。

// 上の続きでcollectionはInteger型が入ったコレクション
collection.oclIsTypeOf(OrderedSet(Integer)) // これはダメだった

Collectionとして見るよりは、要素の集合として見てて、要素の属性もそのまま使えるから、Collectionの型を意識する必要は無いのかな?

ところで、この辺りを触ってて、OCLHelper#defineOperation()で二つ以上パラメータを持った操作を定義しても、すべてのパラメータの値が必ず最初のパラメータになるバグに遭遇して困っている。
Bugzillaで検索しても出てこず、最新版でも直ってなかったので気付いてないのかなぁ?
どなたかBugzillaで発見したら教えてください。

0 件のコメント: