僕が大好きな映画「アンドリューNDR114」では、主人公のアンドロイドが自我に目覚め
人間になろうと努力し、300年かけて人間として認められる。
そして観客は主人公の目を通し物語を追うことで”人間とは何か”と深く考えさせられるのだ。
本書でも”ロボットとは何か”と題してはいるが、人間のようなロボットを作る研究過程で
まずは”人間とは何か”ということを追求しなければなかったと書かれている。
ロボットを作ることを通して普段意識しない人間らしさというものがわかってくるのだそうだ。
ロボットがロボットとして動いている場合は気にならないが
徐々に人間に似せていくとある時点で人はとても不気味に感じるのだという。
これを”不気味の谷”(人間の近さを横軸、親近感を縦軸に置いたグラフを書くと谷ができる)という。
人間に近ければ近いほど少しでも人間らしさがかけるとかなり気になるというわけだ。
逆にいうとそれはロボットを人間と思いはじめているということでもあるといえる。
では”不気味の谷”を越えたロボットが現れたらそれを人間と見分けるにはどうしたらよいのだろう?
ロボットと人の違いはなんだろう?
人を人と感じるとはどういうことだろう?
本書を読めばその答えが出るかもしれない・・・。
2010年4月25日日曜日
2010年4月22日木曜日
【書評】エール(著者:鈴木光司) - 徳間書店
リングシリーズでお馴染みの鈴木光司による初の本格恋愛小説・・・と帯には書いてある。
順風満帆に生きてきたが結婚に失敗した女性編集者と、落ちこぼれから一流の格闘家になった男の恋のお話。
冒頭、女性編集者の「本気で闘ったことがあるのだろうか」という自分への問いかけからはじまる。
のわりに、物語の中で何かにぶつかるわけでもなく文字通り格闘家が闘う。
特に主人公二人に困難がぶつかるわけでもなく淡々と話が進んでいくのであっさりしている。
女性編集者も問いかけておきながら夫から逃げてばかり、何も変わらないし。
各章が別々に発表されているようで、全体の繋がりもうまくいってない感じがした。
要はクライマックスの闘いの前のあの台詞を書きたかっただけじゃ~ないか?
そしてその闘いの最後には最悪のオチが待っていて、なんとも後味が悪い・・・。
それが鈴木流の恋愛小説といえばらしいのかなとは思う。
ま、読みやすくて一気に読めてしまうので気になった方はどうぞ。
順風満帆に生きてきたが結婚に失敗した女性編集者と、落ちこぼれから一流の格闘家になった男の恋のお話。
冒頭、女性編集者の「本気で闘ったことがあるのだろうか」という自分への問いかけからはじまる。
のわりに、物語の中で何かにぶつかるわけでもなく文字通り格闘家が闘う。
特に主人公二人に困難がぶつかるわけでもなく淡々と話が進んでいくのであっさりしている。
女性編集者も問いかけておきながら夫から逃げてばかり、何も変わらないし。
各章が別々に発表されているようで、全体の繋がりもうまくいってない感じがした。
要はクライマックスの闘いの前のあの台詞を書きたかっただけじゃ~ないか?
そしてその闘いの最後には最悪のオチが待っていて、なんとも後味が悪い・・・。
それが鈴木流の恋愛小説といえばらしいのかなとは思う。
ま、読みやすくて一気に読めてしまうので気になった方はどうぞ。
【書評】ループ(著:鈴木 光司) - 角川書店
10年ぶりくらいにリング・らせんに続く完結編ループを読んだ。
発売当時リング・らせんが映画化され、テレビ画面から出てくる貞子に衝撃を受けた人も多いと思う。
リング・らせんはテレビドラマや映画では映像や演出にインパクトを与えるためかホラー作品として作られているが
原作ではどちらかというと、オカルティックな事象を科学的検知から解明しようとしており
一週間で死ぬという"ビデオの呪い"もリングウィルスという科学的な答えを出している。
ただし、貞子の能力や出生については非科学的な部分があった。
そして、前作に残っていた非科学的な部分を科学的な答えを提示したのがループなのだ。
その答えについては賛否両論あるようだが、ホラーではないという指摘が多い。
しかし、このシリーズは最初からホラーではないためとんだ的外れな指摘だ。
呪いや超能力、死者からのメッセージといったオカルティックな事象に
科学的な説明を提示する本シリーズは"SF作品"なのである。
発売当時リング・らせんが映画化され、テレビ画面から出てくる貞子に衝撃を受けた人も多いと思う。
リング・らせんはテレビドラマや映画では映像や演出にインパクトを与えるためかホラー作品として作られているが
原作ではどちらかというと、オカルティックな事象を科学的検知から解明しようとしており
一週間で死ぬという"ビデオの呪い"もリングウィルスという科学的な答えを出している。
ただし、貞子の能力や出生については非科学的な部分があった。
そして、前作に残っていた非科学的な部分を科学的な答えを提示したのがループなのだ。
その答えについては賛否両論あるようだが、ホラーではないという指摘が多い。
しかし、このシリーズは最初からホラーではないためとんだ的外れな指摘だ。
呪いや超能力、死者からのメッセージといったオカルティックな事象に
科学的な説明を提示する本シリーズは"SF作品"なのである。
2010年4月21日水曜日
【書評】臆病者のための株入門 (著:橘 玲) - 文春新書
株取引や金融商品の現実が非常に良くわかる良書。
当たり前だが儲け話を他人に話す馬鹿はおらず(なぜなら儲け話で自分が儲ければいいのだから)
儲け話を話す人間は話す相手をカモとしてしか見ていない。
そんな当たり前の話がわかっていない人間が資産運用をしているのが現実である。
そして本書にはさらにこう書いてある"そんなカモがいるからこそ儲けが出るのだ"と。
そういった根本的な話を難しい話を抜きに痛快に教えてくれる本書は資産運用に興味はあるけど
何からはじめればいいかわからない人にオススメである。
参考文献として名著も紹介されているので本格的に取り組みたい人は続いてそれを読むのもいいだろう。
当たり前だが儲け話を他人に話す馬鹿はおらず(なぜなら儲け話で自分が儲ければいいのだから)
儲け話を話す人間は話す相手をカモとしてしか見ていない。
そんな当たり前の話がわかっていない人間が資産運用をしているのが現実である。
そして本書にはさらにこう書いてある"そんなカモがいるからこそ儲けが出るのだ"と。
そういった根本的な話を難しい話を抜きに痛快に教えてくれる本書は資産運用に興味はあるけど
何からはじめればいいかわからない人にオススメである。
参考文献として名著も紹介されているので本格的に取り組みたい人は続いてそれを読むのもいいだろう。
2010年1月20日水曜日
かいじゅうたちはどこにいる?
モーリン・セダックさんの絵本が原作のスパイク・ジョーンズ監督「かいじゅうたちのいるところ」を観てきました。
109シネマズ名古屋、レイトショーで。
19日の1000円デーだったのにレイトショーだからか15人くらいしか入ってませんでした。
おかげで、ど真ん中のエグゼクティブシートに通常料金で座って満喫。
平日だと時間的に厳しい部分もあるけど、レイトショーに行くのもいいなと思えた。
映画のあらすじはこんな感じ。
お話は主人公のマックスが姉や母にかまって貰えず、寂しさのあまりに駄々をこねて母と喧嘩してしまい、
思わず家を飛び出してしまうところから始まる。
母は追いかけるがマックスは逃げてしまう、彼は今の生活に心底嫌気がさしていた。
気が付くと、小さなボートがある河のほとりに出る。彼は迷わずボートに飛び乗り、彼の辛い"現実"から飛び出し旅に出た。
小さなボートで何日もかけて、大海原を越えてやがて小さな島にたどり着く。
そこには、彼がいつも想像していた毛むくじゃらの大きなかいじゅう達が住んでいたのだった・・・。
かいじゅうたちの傍若無人な振る舞いと毛むくじゃらの見た目とは対照的に持つ子どもっぽさがなんともかわいい。
彼らはマックスが作り出した幻想なのだとしたらその子どもっぽさも理解できる。
一番乱暴物でわがままなキャロルはマックスそのものだし、そんなキャロルを冷めた目で見るKWは姉そのもの。
そんなかいじゅうたち(=自分)を客観的に観る事でマックスは少し大人に成長する・・・そんな物語。
かいじゅうたちのCGはほとんど違和感ない。CGと感じさせないようにうまく見せてる感じ。
かいじゅうたちのダイナミックな動きをコミカルに見せる事で恐ろしくも愛くるしい感じが良く出てました。
ストーリーに関しては、原作の雰囲気を壊さないように説明的なシーンは省いているのでわかりにくいかも。
いや、わかりにくいというよりも、深く考えずに童心に帰って単純に受け止めて楽しめばいいのかもしれませんね。
子ども心を忘れてしまった大人達にぴったりの映画です。
109シネマズ名古屋、レイトショーで。
19日の1000円デーだったのにレイトショーだからか15人くらいしか入ってませんでした。
おかげで、ど真ん中のエグゼクティブシートに通常料金で座って満喫。
平日だと時間的に厳しい部分もあるけど、レイトショーに行くのもいいなと思えた。
映画のあらすじはこんな感じ。
お話は主人公のマックスが姉や母にかまって貰えず、寂しさのあまりに駄々をこねて母と喧嘩してしまい、
思わず家を飛び出してしまうところから始まる。
母は追いかけるがマックスは逃げてしまう、彼は今の生活に心底嫌気がさしていた。
気が付くと、小さなボートがある河のほとりに出る。彼は迷わずボートに飛び乗り、彼の辛い"現実"から飛び出し旅に出た。
小さなボートで何日もかけて、大海原を越えてやがて小さな島にたどり着く。
そこには、彼がいつも想像していた毛むくじゃらの大きなかいじゅう達が住んでいたのだった・・・。
かいじゅうたちの傍若無人な振る舞いと毛むくじゃらの見た目とは対照的に持つ子どもっぽさがなんともかわいい。
彼らはマックスが作り出した幻想なのだとしたらその子どもっぽさも理解できる。
一番乱暴物でわがままなキャロルはマックスそのものだし、そんなキャロルを冷めた目で見るKWは姉そのもの。
そんなかいじゅうたち(=自分)を客観的に観る事でマックスは少し大人に成長する・・・そんな物語。
かいじゅうたちのCGはほとんど違和感ない。CGと感じさせないようにうまく見せてる感じ。
かいじゅうたちのダイナミックな動きをコミカルに見せる事で恐ろしくも愛くるしい感じが良く出てました。
ストーリーに関しては、原作の雰囲気を壊さないように説明的なシーンは省いているのでわかりにくいかも。
いや、わかりにくいというよりも、深く考えずに童心に帰って単純に受け止めて楽しめばいいのかもしれませんね。
子ども心を忘れてしまった大人達にぴったりの映画です。
2009年12月18日金曜日
2009いろいろあったようななかったような
もうすぐ今年も終わりですね。
ごくたま~に、更新してきたこのブログですが、当初の意気込みはなんだったんでしょうね。
若いっていいわ~、自分も年を取りました。
ただ、初心は大事なので来年はもう少しブログ書くようにしようかな。
暇っちゃ暇なんだけど、ブログを更新するって結構時間かかったりして家で書く気になりません。
仕事中の合間に書いたりとかはできるんだけどね。
最近はtwitterで思いを吐き出してるのもあって余計に使わないっていうのもあります。
あまり、webサービスのアカウントを結び付けたくないので晒しませんが・・・。
webサービスと言えば今年もニコニコ動画をよく見ました。
去年は動画でしたが、今年は生放送。
最初は素人の配信の何がおもしろいんだと思って見てませんでしたが、春頃なんとなしにみたら
車載放送(車にカメラをつけて配信)がやっていてどっぷり漬かってしまいました。
家に居ながら旅行気分が味わえるのがとても新鮮でしたね。
何事もチャレンジする性格なので、自らゲーム配信やったりもしました。
最近は飽きてますが・・・車載も最近はつまらないなぁ。
さてさて、なんか久しぶりに更新したくなったので書いてみました。
また思い出したら今年はまった事とか綴っておこうと思います。
ごくたま~に、更新してきたこのブログですが、当初の意気込みはなんだったんでしょうね。
若いっていいわ~、自分も年を取りました。
ただ、初心は大事なので来年はもう少しブログ書くようにしようかな。
暇っちゃ暇なんだけど、ブログを更新するって結構時間かかったりして家で書く気になりません。
仕事中の合間に書いたりとかはできるんだけどね。
最近はtwitterで思いを吐き出してるのもあって余計に使わないっていうのもあります。
あまり、webサービスのアカウントを結び付けたくないので晒しませんが・・・。
webサービスと言えば今年もニコニコ動画をよく見ました。
去年は動画でしたが、今年は生放送。
最初は素人の配信の何がおもしろいんだと思って見てませんでしたが、春頃なんとなしにみたら
車載放送(車にカメラをつけて配信)がやっていてどっぷり漬かってしまいました。
家に居ながら旅行気分が味わえるのがとても新鮮でしたね。
何事もチャレンジする性格なので、自らゲーム配信やったりもしました。
最近は飽きてますが・・・車載も最近はつまらないなぁ。
さてさて、なんか久しぶりに更新したくなったので書いてみました。
また思い出したら今年はまった事とか綴っておこうと思います。
2009年10月13日火曜日
鍾乳洞に行ってきた
3年ぶりくらいに一人旅してきました。
目的地は新城市の山奥にある鳳来町。
ここに乳岩と呼ばれる鍾乳洞を見に行きました。
旅はいいなぁ~。電車でも結構楽しい。
座れないと辛いけど・・・。
写真はこちら
http://www.flickr.com/photos/mamo0708/sets/72157622444791763/
目的地は新城市の山奥にある鳳来町。
ここに乳岩と呼ばれる鍾乳洞を見に行きました。
旅はいいなぁ~。電車でも結構楽しい。
座れないと辛いけど・・・。
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http://www.flickr.com/photos/mamo0708/sets/72157622444791763/
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